レモンが香る爽やかなレモンティー。リフレッシュしたい時に最適なドリンクですよね。
自宅でも気軽に楽しみたいものですが、レモンティーは時々、苦味や渋味が強く感じられてしまうことがあります。
ただ、ちょっとしたコツさえ掴んでしまえば、家庭でも美味しいレモンティーを淹れることができるんです。
この記事では、美味しいレモンティーの正しい淹れ方をご紹介します。
さらに、レモンティーにぴったりの紅茶を選ぶポイントと、おすすめの茶葉を３種類ピックアップしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
爽やかレモンティーの簡単レシピ
まずは、美味しいレモンティーの作り方を5つの手順でご紹介します。
1. ティーポットとカップを予め温めておく
2. 適切な量の茶葉をティーポットに入れる
3. 茶葉が均等に蒸らされるようにポットのフタを閉める
4. 予熱したティーカップにお茶をそっと注ぐ
5. カップにレモンのスライスを入れて、風味豊かなレモンティー完成！
レモンティーの作り方：5つの手順を解説！
続いて、美味しいレモンティーの作り方の５つの手順をそれぞれ詳しく解説します。
①ティーポットとカップを事前に温める
レモンティーを淹れる際、最初にティーポットとティーカップを準備します。
お茶を美味しくするためには、紅茶を入れる前にティーポットとティーカップをきちんと温めることが重要です。この温める行為は、抽出時に器自体が温度を下げるのを防いでくれます。お茶の風味を最大限に引き出すための重要なステップです。
また、準備をより簡単にするためには、レモンのスライスを事前に用意しておくことをお勧めします。これにより、淹れる過程がスムーズに進みます。
②ティーポットに茶葉を入れる
次に、きちんと計量した紅茶の茶葉をティーポットに入れます。
通常、一人分の紅茶を淹れる場合は、ティースプーン1杯（約3グラム）が基本の目安です。
ただし、使用する茶葉によって適切な量は異なることがありますので、購入した商品のパッケージに書かれている表記を必ず確認してください。
③茶葉を蒸らして紅茶の風味を引き出す
ティーポットにお湯を注いだら、すぐに蓋をしてください。
蓋をすることで、茶葉が適切に開きしっかりと蒸らされ、紅茶の豊かな味わいを引き出すことができます。
適正な蒸らし時間は2～3分です。この時間を正確に計るために、砂時計やキッチンタイマーを活用するのがおすすめです。
④紅茶をティーカップに注ぐ
蒸らし時間が終了したら、ティーカップに紅茶をゆっくりと注いでいきます。
カップに紅茶を適量注ぐことで、見た目も豊かで美味しそうに仕上がります。適切な量はカップの8分目程度です。
さらに、紅茶を注ぎ終えた最後の一滴、通称「ゴールデンドロップ」を加えると、紅茶の風味がさらに深まります。この紅茶にレモンの輪切りを添えると、風味がさらに引き立ちます。
⑤レモンスライスを加えてレモンティーを仕上げる
最後のステップでは、レモンティーに欠かせない「レモンのスライス」をカップに浮かべます。
これで、爽やかで美味しいレモンティーが仕上がります。
レモンティーの正しい淹れ方：ホットとアイスで異なるコツ
レモンティーを一層美味しくするために、ホットティーとアイスティーそれぞれの特性に合わせた2つのポイントをお伝えします。
ホットティーとアイスティーでは留意すべき点が異なるため、それぞれに適した淹れ方を具体的に解説します。
ホットレモンティーのコツ：レモンの正しい使い方
ホットレモンティーを淹れる際は、レモンの取り出しタイミングがとても重要です。
レモンスライスをティーカップに入れ、軽く2～3回かき混ぜたら、直ちに取り出すことがポイントです。
ホットレモンティーでレモンを長く浸しすぎると、苦味やえぐみが出やすくなるため、すぐに取り出すようにしてください。
アイスレモンティーのコツ：おしゃれな盛り付けテクニック
アイスティーをさらに楽しむためには、グラスにレモンを効果的に飾ることがポイントです。見た目の鮮やかさが引き立ちます。
特に、レモンを薄くスライスして、グラスの縁に直角に差し込むと、ドリンクがより洗練された印象になります。この小さな工夫で、アイスレモンティーが特別なものに変わります。
レモンティーに適した紅茶の選び方
「レモンティーを作る際、どんな紅茶・茶葉を選べば良いのだろう？」とお考えの方も多いのではないでしょうか。
実は、レモンティーには、あまり強い個性を持たないバランスの良い茶葉が適しています。
ここでは、レモンティーに最適な3種類の紅茶をご紹介します。
- ディンブラ
- キャンディ
- ニルギリ
レモンティーに最適な紅茶：ディンブラ
スリランカ（セイロン）の高地で栽培されている「ディンブラ」は、その飲みやすさからレモンティーに特におすすめです。
もともとの水色が明るいオレンジ色の紅茶で、レモンを加えても色が損なわれることが少なく、美しい水色を保ってくれるので見た目にも良いですね。
渋みと香りが絶妙にバランスしており、さまざまな用途に適する「オールマイティーな紅茶」として親しまれています。家族みんなで毎日飲むのにもおすすめで、紅茶代表ともいえます。
レモンティーに最適な紅茶：キャンディ
スリランカからの「キャンディ」紅茶は、そのマイルドで飲みやすい特性から高い評価を受けています。
この茶葉はブレンドティーにもよく使用されています。
レモンティーを作る際には、このキャンディ紅茶が特に適しており、レモンの香りを邪魔しないため、おすすめの選択肢です。キャンディはセイロンティーの中でも、レモンティーと相性の良い茶葉として知られています。
レモンティーに最適な紅茶：ニルギリ
インドの「ニルギリ」もレモンティーにおすすめです。
ニルギリ紅茶は、リンゴを思わせるようなフルーティーな香りがあり、味にクセがなくどんな飲み方にもマッチします。
レモンティーに使用すると、その渋みとレモンの爽やかな酸味が組み合わさり、非常にバランスの取れた風味を楽しむことができます。
リフレッシュに最適！レモンティーと合う紅茶の紹介
この記事では、美味しいレモンティーの作り方と、レモンティーに合う紅茶の茶葉をご紹介しました。
レモンの使い方は、ホットティーとアイスティーで異なるため、その違いを知っておくと便利です。
リフレッシュや気分転換にぴったりな、爽やかなレモンティーをぜひお試しください。
手軽に作れるので、家でも簡単に楽しめますよ。
