グリーンピースと聞くと、多くの方がその典型的な緑色の丸い種を思い浮かべるのではないでしょうか。
ですが、さや自体も非常に風味豊かなのはご存じでしょうか。
この記事では、
- さや付きグリーンピースの選び方
- さやと種を一緒に美味しく調理する方法
- グリーンピースの保存のコツ
について詳しく説明しています。
役立つ情報が満載なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
グリーンピースの種だけを使う場合の調理法
家庭でグリーンピースを使用する際、種だけを使うこともあるかと思います。
ただ、購入する際は、新鮮なさや付きグリーンピースを選ぶことをお勧めします。
さやから直接取り出したグリーンピースは、その味わいが際立ちます。
もし、さや付きグリーンピースが見つからない場合は、鮮やかな色合いで、皮がしっかりしており、ふっくらとしたものを選ぶようにしてください。
これはそのグリーンピースが新鮮である証です。選び方にはこの点を意識するようにしてください。
グリーンピースのさやから種を取り出す方法
さや付きグリーンピースを初めて扱うとき、種の取り出し方に少し戸惑うかもしれません。
ここでは、グリーンピースの種を簡単に取り出す方法をご紹介します。
- さやを洗って汚れを落とす
- さやの端近くを指で軽く押して開く
- 中の種を取り出す
この方法で綺麗に取り出すことができます。
さやを活用してグリーンピースの風味を深める方法
意外と知られていないかもしれませんが、グリーンピースのさやは食べられます。
さやをスープや炊き込みご飯にいれると、素晴らしい風味が加わります。
また、炒めることで風味が増し、料理に深みを加えます。
ただし、食べる前にはさやの内側の薄皮を取り除く必要があり、これが少々手間がかかります。
手間を省きたい場合は、さやをダシとして使用するのが便利です。
グリーンピースの種を取り出した後、茹でる際にさやも一緒に茹でると、さやから豊かなダシが出て、料理が一層美味しくなります。
また、さや付きグリーンピースを塩茹ですると、枝豆のように楽しむことができ、塩と豆の甘みが合わさって美味しくなります。
グリーンピースの理想的な茹で方とシワ防止のコツ
グリーンピースを茹でるのに最適な時間は約2〜3分です。
この時間を超えると、豆が崩れてしまうことがあるため、きちんと時間を図って茹でることが大切です。
茹で終わったらすぐに火を止め、自然に冷ますことをお勧めします。
急ぎで冷やす必要があるときは、鍋を氷水を入れたボウルに置くと良いでしょう。
茹でたグリーンピースを冷ますときにしてはいけないこと
茹でたグリーンピースをザルに移して直接冷水で洗い冷やす方法は避けてください。
この方法では豆が乾燥し、しわが寄って見栄えが悪くなるからです。
これらのポイントを押さえておくと、見た目も味も良いグリーンピースが楽しめます。
さや付きグリーンピースのおすすめ茹で方
さや付きでグリーンピースを茹でると、枝豆のように楽しむことができ、特有の甘みと風味が引き立ちます。
ここでは、さや付きグリーンピースの茹で方をご紹介します。
必要な材料
- グリーンピース(さや付き):適量
- 塩:大さじ1
- 水:グリーンピースが十分に浸かる量
調理手順
- グリーンピースの両端をカットし、塩がしっかり浸透するように下準備する
- 塩を加えた沸騰した水にグリーンピースを入れる
- グリーンピースが柔らかくなるまで、茹で時間を適宜調整する
茹でたグリーンピースは、そのままでも、または他の料理に加えても美味しくいただけます。
チャーハンなどのトッピングに加えると色どりも華やかになりますよね。
この簡単な方法で、さや付きグリーンピースの魅力を存分に味わってください。
電子レンジでグリーンピースを素早く調理する方法
湯を沸かすのが少し面倒なときもあります。
夏の暑い時期は特に、火を使うのも億劫ですよね。
そんな時は、電子レンジを使うと、グリーンピースの調理が手軽で速くなります。
これにより、他の料理の準備をしている間にグリーンピースを簡単に用意でき、調理時間も短縮できます。
準備するもの
- グリーンピース:100g
- 水:大さじ1
- 塩:ひとつまみ
- 耐熱容器、耐熱ボウルなど
- ラップ
調理手順
- 耐熱容器にグリーンピース100g、水(大さじ1)、少量の塩を入れ、ラップで覆う
- 電子レンジ500Wで2~3分を目安に加熱
- 電子レンジから出して、ラップをかけたまま冷ます
豆が柔らかくなり過ぎないように、最初は短時間で設定し、必要に応じて時間を調整してください。
加熱しすぎるとグリーンピースの食感が悪くなってしまいますので、注意が必要です。
グリーンピースの効果的な保存方法
茹でたグリーンピースの保存をどうするか、悩むこともありますよね。
幸いなことにグリーンピースは冷蔵や冷凍がしやすい野菜です。
短期間(2〜3日以内)で使い切る予定の場合は、冷蔵保存が適しています。
しかし、長期保存を考えている場合は、冷凍が理想的です。
ここではそれぞれの保存方法を詳しく解説します。
茹でたグリーンピースの冷蔵保存法
茹でたグリーンピースは、茹でた液体に浸してラップで包み、冷蔵庫で保管します。
このシンプルな方法で保存可能ですが、品質を保つためにも3日以内に消費することをお勧めします。
茹でたグリーンピースの冷凍保存方法
グリーンピースを長期保存するには、冷凍が適しています。
茹でた後のグリーンピースをよく冷ましてから、水分をきちんと拭き取り、フリーザーバッグに入れます。
フリーザーバッグから空気を抜いてしっかりと密封し、冷凍庫に平らに置いてください。
金属のトレイを使用すると、凍結時間が短縮されるという小さなコツもあります。
特に暑い季節にはこの保存方法が特におすすめです。
解凍する場合は、自然解凍や流水での解凍が可能です。
凍ったまま加熱調理もできるので、チャーハンなどに入れる際は凍ったまま使うのがお勧めです。
フリーザーバッグを密封する方法
フリーザーバッグから空気をしっかり抜くには、細いストローをジッパーの端に入れ、中の空気を吸いだす方法が手軽です。
グリーンピースの調理法と保存方法・さやまで楽しむコツのまとめ
- グリーンピースはさやごと、丸ごと使用できる
- 豆がシワにならないようにする為には冷やす方法に注意
- 冷蔵保存、冷凍保存どちらにも向いている
グリーンピースは料理に加えることで色どりを添え、見た目も美味しくする素敵な野菜ですよね。
今回紹介した保存方法を利用すれば、グリーンピースを手軽に食事に取り入れることができます。
この記事がお役に立てれば幸いです。ぜひグリーンピースの美味しさを存分に楽しんでください。